HOME 新規事業 ハンドメイド マーケットを福岡から展開!「minneに並んでいるのは、一人ひとりの思い」GMOペパボ株式会社 阿部 雅幸さん vol.1
2018.5.16

ハンドメイド マーケットを福岡から展開!「minneに並んでいるのは、一人ひとりの思い」GMOペパボ株式会社 阿部 雅幸さん vol.1

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GMOペパボ株式会社 minne事業部 部長 兼 minneのザビエル 阿部 雅幸氏


作家数約42万人、出品数約760万点と、他の競合サービスの追随を許さない圧倒的なシェアを誇る国内最大のハンドメイドマーケット「minne(みんね)」。作家、購入者、双方が熱く支持するサービスの誕生秘話とこれからの展望を、生みの親であるGMOペパボ株式会社の阿部 雅幸氏(※以下敬称略)に伺う(全3回)。

 

突然振られた社内公募の話。「好き」を突き詰めた1週間

―「minne」のサービス概要について、改めて教えてください。

阿部:2012年にスタートした、ハンドメイドのマーケットです。大切にしているのは、作り手や買い手の思いです。それはサービス名にも込められています。「minne(みんね)」は、サービスがスタートした地である福岡の方言「○○してみない?」という意味からきています。「売ってみんね?」「見てみんね?」など、作り手、買い手問わずに思いを表現できる言葉であることから名付けました。

―立ち上げの経緯についてお聞かせいただけますか。

阿部:「minne」は、社内公募で私が初めて提出したサービスの企画でした。提出後は、役員を含めたプレゼンを経て、その後すぐにサービス化が決まりました。動き出すまではトントン拍子に進みました。

ただ、企画を提出する1週間前までは、まったくの白紙だったんです。当時は、社内公募に出す気はなかったのですが、社長の佐藤から、ご飯を食べているときにふと、「阿部ちゃんだったらどういう事業やってみたいの?」と聞かれて。公募については全く触れられなかったのですが、「これは、企画を出せってことだな」と思って、急いで「何がしたいんだろう?」と考えはじめたんです。今、資料とか見たら、恥ずかしくて出せないようなレベルですが(笑)。

もともと僕自身ものづくりに関心があって、プライベートでイベントに行っていたんです。そのなかで、いい作品であってもインターネット上にはなかなか出ていかないという課題があることを感じていました。それに加えて、会社のミッションの一つとして、「表現活動する個人を支援する」というものが根底にあり、さらに、入社以来、自分がずっとEC事業に携わってきた――この3つの領域が重なり、ハンドメイドのマーケットサービスを企画として考えついたんです。

企画書を作る際に行った市場調査では、アメリカは既にハンドメイドマーケットサービスが大きな市場になっていることもわかりました。それなら、自分たちの始めるサービスがここ日本でものづくりをしている方たちの活動のお手伝いができるのではないかと考え、立ち上げたという経緯です。

 

 

サービスがローンチするまでのご苦労などをお聞かせください。

阿部:企画は通ったので、会社の中からこの新たな事業で携わりたい人を公募しました。新規事業を始める時の当時のスタイルは、スモールスタートで始めるというもので、最初は、僕を入れてわずか3名。デザイナー、エンジニア、それ以外の業務は全部僕、みたいな感じでした。もともと当社の創業の地であり、主力の個人向けレンタルサーバーサービス「ロリポップ!」事業の拠点でもある福岡から新しいサービスを発信していきたいという思いがあり、福岡で事業をスタートさせました。

準備は、2011年の6月ぐらいから約半年間で進めました。一番大変だったのはリリース直前です。最後になればなるほど、問題がたくさん出てくるんですよね。95%ぐらい完成したと思っていても、残りの5%がぜんぜん埋まらない。その頃は凄く大変でしたね。その当時のエンジニアは、あまりの忙しさに「最後の1ヶ月は記憶がない」と言っていました(苦笑)。

出来たばかりのサービスに作家さんが参加してもらうための段取りはどのように進められたのでしょうか?

阿部:基本的には各種イベントを回って、地道にPRしてきました。福岡から上京して、デザインフェスタなどでチラシを配ったり、スカウティングしたり。あと、当社が提供する他のサービスでクリエイター支援の基盤がありましたので、例えば「ロリポップ!」でHPをつくっていてものづくりをしている作家さんにDMでご案内したりもしました。

特に最初はコアになる作家さんを探しました。探す際の基準は、作品のクオリティが高くて、世の中にないオリジナリティを持っているというものでした。会場に足を運んで、実際に作品を拝見させていただいた上で、「本当にあなたの作品が素晴らしいと思ったので」と、一人ひとりにお声かけさせていただきました。

ローンチ後の反響はいかがでしたか(vol.2)に続く

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