HOME メディア 【ラジオレコメンダー“ やきそばかおる ”の I love RADIO】~個性派女性ラジオMCが活躍するおススメラジオ番組~新潟放送(BSNラジオ)『マエカブナカシズカ』山田彩乃さん他
2021.6.1

【ラジオレコメンダー“ やきそばかおる ”の I love RADIO】~個性派女性ラジオMCが活躍するおススメラジオ番組~新潟放送(BSNラジオ)『マエカブナカシズカ』山田彩乃さん他

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ラジオ レコメンダー“ やきそばかおる ”の I love RADIO  第41回

やきそばかおる

ラジオコラムニスト、ライター。山口県出身。小学生の頃からラジオっ子で、ハガキやメールをよく送っていた元“ハガキ職人“。「radiko.jp」をはじめ、雑誌、Web、新聞などでラジオに関するインタビューやコラムを多数執筆。MBSラジオ『福島のぶひろの、金曜でいいんじゃない?』の「やきそばかおるのラジオ旅。上機嫌!」のコーナーに出演中。『別冊TV Bros.全国ラジオ特集』(東京ニュース通信社)、『人気ラジオ番組完全ガイド』(晋遊舎)等関わっている。


 

「時には『夕方に放送していいのかな』という内容の話もしゃべってます(笑)」

と話していたのは新潟放送(BSNラジオ)『マエカブナカシズカ』(金曜 15時〜17時)で“秘書”(パートナー)を務めている山田彩乃さん。

新潟を中心に地域活性化に取り組んでおり、NPO法人Lily&Marry’Sの代表を務めています。その他、モデル、頭のもみほぐし専門店「久千代~AYANO YAMADA~」代表、理科の講師、ウォーキングの講師など多岐にわたって活躍。

 

山田さんは新潟大学教育学部を卒業。在学中の2013年にはミス・ユニバースジャパン2013ファイナリストに。2015年にはミス・アース日本代表に選ばれました。

 

山田さんは新潟市内に「地球の子供食堂と宿題Cafe」をオープンさせようとクラウドファンディングを実施。設定期間の1ヶ月を待たずに目標金額を達成し、5月10日にオープンしました。それまでの奮闘ぶりは山田さんのツイッターやnote、ブログに記されています。

今回は「興味があることはどんどん追究していくタイプ」という山田さんに、ラジオや子ども食堂の話を中心にお訊きしました。


 

●本来は喋ることすら苦手で…

BSNラジオの金曜夕方の生番組『マエカブナカシズカ』は、架空の会社「マエカブナカシズカ」からお送りする、働く人を応援する投稿型バラエティです。

“社長”の中静祐介さん(ヤングキャベツ)、“秘書”の山田さん、“新入社員”のこだまちゃんこと兒玉百明子さん、リスナーは“社員”として一緒に楽しみながら番組を作っていきます。楽しい投稿ネタやメッセージが随所で紹介されます。

▲山田さんと中静さん

 

 

やきそば 中静さんはどんな方ですか? リスナーから届くネタやメッセージに対する返し方がポップですよね。

山田さん 新潟を拠点に活躍している芸人さんで、テレビ番組では県内のあちこちにロケに行かれています。

 

やきそば 第一印象はいかがでした?

山田さん 器用に何でもされていて、話を回すのがすごく上手いと思いました。人付き合いがお上手というか、周りから好かれる人という印象でした。コンビではボケ担当なのにテレビなどではいろいろな人にツッコミを入れていて、一緒にいる人達に合わせて変化できるのは本当にすごいと思います。

 

やきそば おお!好印象ですね。山田さんご自身はラジオのパーソナリティを務めてみていかがですか?

山田さん 実は学生時代からよくラジオを聴いていたので、自分がパーソナリティとして番組に出られることになってとても嬉しかったんです。

ただ、もともと喋るのが苦手だったので、最初はどうすればいいのか迷いました。中静さんやリスナーさんの話のなかで、野球のマニアックな話など世代的に分からない話も出てくるんですが、知ったかぶりはせずに「分かりません」と言ったほうがいいと思うようになってから気持ちが楽になりました。

なるべく素の私でいたいと思い、作りすぎずに話せるようになってきたので、今はラジオのお仕事が大好きです。

 

 

 

●大学時代はハチを追いかける日々

山田さんは中学・高校の教員免許も持っており、現在も通信制の学校で理科の授業を行っています。

 

山田さん 父親は天体が好きで家には天体望遠鏡がありますし、流星群の時期になると観察に連れて行ってくれたので、私も理科が好きになりました。

大学ではアシナガバチのDNAの研究をしました。巣を取ってきたり、友達の研究で使うハチを捕るのも手伝ったりすることもあり、すっぴんで網を持ってスズメバチを追いかけてました。

 

やきそば 刺されないんですか?

山田さん 防護服は着ずに、普通にパーカー姿で捕ってました。ハチは冬眠明けの時期だと数が多いのですが、巣を作り始める時期なら数が少ないのでその時期を狙います。

 

やきそば 山田さんご自身、自分でどんどん調べて動いていくタイプにみえますが、いかがでしょうか?

山田さん オタク気質で、興味がある事はとことん追究していきます。アニメやゲームも大好きで極めたくなります。

 

●子どもたちの居場所をつくりたくて

現在、山田さんが代表を務めるLily&Marry’Sはおよそ10年前に設立されました。およそ80名の女性で地域を盛り上げています。長岡には「リリマリファーム」もあります。清掃活動や地元の魅力を再発見してもらうイベントを行ったり、地元の企業とコラボした商品の開発などもしています。

 

「地球の子供食堂と宿題Cafe」は2021年5月10日にオープン。その一ヶ月前から山田さんをはじめ、たくさんの人と一緒にオープンに向けた準備を行いました。その様子は山田さんのnoteやブログなどで伝えられました。

 

やきそば 山田さんは大工さんのようにカンナで柱を削ったり、襖を張り替えたり、もともとあったカウンターを壊して作り直したりしていましたよね。

山田さん 「地球の子供食堂と宿題Cafe」は飲食店をリニューアルして作ったんですけど、ほとんどを自分たちで行いました。

中でもお気に入りなのが鯨の襖絵。池田早秋さんの絵を見つけて、連絡して使用させていただきました。鯨の目がとても優しくて、線の雰囲気もとても素敵で、みんなと「襖絵にするならこれが絶対にいいよね…!」と言ってたんです。

子ども向けの施設だからキャラクターものの絵でもいいかもしれませんが、子どもは子ども扱いされるのを嫌がる部分もありますよね。ここに来ると背伸びをするような雰囲気を味わってもらえるのではないかと思っています。

 

やきそば 子ども食堂を作ろうと思ったきっかけは何ですか?

山田さん もともと子どもたちの居場所を作りたいと思っていました。昨年、コロナ禍に入り、学校での勉強もままならず、働くお父さんお母さんは子どもを預ける場所がなく、子どもたちの居場所がなくなっていることが気になっていたんです。

また、さまざまな事情で孤独を感じている子どもも多く、コロナ禍の自殺率を上げている原因にもなっているのではないかと考えています。困っている子どもがいつでも駆け込める場を作る意味合いもあります。

子ども食堂というと、“貧困家庭で困っている子どもが行く場所”というイメージを抱いている人もいるかもしれませんが、それだけではなく、いろいろな子どもが人と触れ合って元気になる場にしたいと思っています。

「地球の子供食堂と宿題Cafe」は宿題のお手伝いもできる場でもあり、友達同士で教えあったり、私のような大人が宿題を手伝ったりしています。今後はさまざまな分野の先生をお呼びして、みんなで勉強する場も作っていきたいと思っています。

「子供は大人から学び、大人は子供から学ぶ。」そんな地域コミュニティとして根付いていくことを目指して運営しています。

 

さらに山田さんによると、子どもたちだけでなく大人も集う場所として、家族や学校の先生以外の大人との交流を通してコミュニケーション能力の向上を図っていくとのこと。

ただし、日常的に運営していくには、ボランティアとしてやっていくことが難しいため、地元企業から協賛金を集めたり、飲食店と併設させて人員確保をしたりしながら運営を行うそうです。
「この時期に飲食店を出店するのは本当に大変なのですが、人のために活動したいという思いが強いです」と話していました。

 

詳細は「地球の子供食堂と宿題Cafe」のサイトをご覧ください
https://npolilymarrys.wixsite.com/kodomosyokudou

 


 

さて、ここからは、さまざまなジャンルで活躍する女性がパーソナリティを務める番組を紹介します。

 

◯銀河 祐(ぎんが・ゆう)、紅雅みすず(こうが・みすず)

札幌を拠点に活動する「シークレット歌劇團0931(オークサイ)」のトップスター。STVラジオ『貴族の時間』(土曜 21時〜21時30分)のパーソナリティを務めています。
“あの”トップスターを彷彿させる語り口で自らを“中小貴族”、リスナーを“ラジオ平民”、メールを“献上文”と呼んでいます。デビュー公演は2002年。実は長い間活動している人気ミュージカルユニット。

初めて『貴族の時間』を聴いた時は「なんだ、この番組は!」と思うかもしれませんが、ジワジワとハマること間違いなし。話の途中で、時々、素に戻るところもポイント。ほかのメンバーも含めて、全員が面白おかしいです。

 

◯そふえの母さん(祖父江弘子)

地元で有名な「そふえ釣具」のオーナー。82歳。エフエム青森『ヒルモット!friday』(金曜 11時30分〜12時50分)で放送されている「そふえのかあさんの釣り情報」に出演中。

実は青森で初めて大規模なフィッシングショーを立ち上げ、1日で12,000人の来場者を集めた凄腕でもあります。地域の釣り場のことを熟知していて、的確なアドバイスも行います。
毎回最後は「みなさ〜ん、大漁してきてくださーい!」とエールを送ります。

 

◯小野花子

民謡歌手。秋田放送・ABSラジオ『花ちゃんの民謡は日本一』(日曜 11時〜11時50分)パーソナリティ。
秋田県南秋田郡外旭川村神田(現・秋田市)生まれ。成田与治郎に師事し、師のもとで内弟子修行。1968年に19歳で民謡日本一となり注目されました。非常に気さくで、秋田弁を交えて楽しく民謡を紹介していきます。

 

◯井川姉妹

岩手県奥州市に実在するスナック「シレーヌ」の美人姉妹によるトーク番組、エフエム岩手『おもかげ横丁 スナックいがわ』(木曜 21時30分〜21時55分)。実際にお店で収録しています。

お姉さんは地元のラジオでパーソナリティをしていたこともあり、話し上手。妹さんは艶のある笑い声。“いいお客さん”と“困るお客さん”の話など、ためになる話も飛び出します。ゲストは地元のミュージシャンやお店で活躍している人など、和気あいあいとしています。

 

◯春日萌花

女子プロレスラー。埼玉のFM NACK5『FANTASY RADIO』(土曜 25時〜29時)のパーソナリティを務めています。

昨年、GWC認定6人タッグ選手権試合にて春日さんが所属する「THE HALFEE」(春日萌花、勝村周一朗、桜井鷲)が、大家健、今成夢人、ミス・モンゴル組を破って新チャンピオンに輝きました。気象予報士の試験も7回受けて合格。番組では気象に関する解説を行っています。

 

◯石井てる美

芸人。FM FUJI『Bumpy』(月曜〜木曜 13時〜18時50分)の水曜を担当。
東京大学工学部、及び同大学院修士課程修了。外資系コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。退職後は芸人養成所「ワタナベコメディスクール」に入学。著書に『私がマッキンゼーを辞めた理由―自分の人生を切り拓く決断力―』(角川書店)、『キャリアを手放す勇気』(日本経済新聞出版)があります。

終始元気でハイテンション! ためになる話もさりげなく入れてくるところがニクい。人生相談のコーナーもあります。

石井さんはラジオNIKKEI第1『シューカツHANGOUT!』(火曜 ※第4週を除く 19時〜19時30分)や、外資系企業でサバイブするための裏技コミュニケーション術をイギリス人スタンドアップコメディアンのBJ Foxとお届けするPodcast「外資系裏技英語」(月曜配信)などにも出演中。

 

◯月竜香

北陸放送・MROラジオ『竜香の人生相談』(月曜 13時〜16時20分)。
竜香さんは北陸や東海などで大人気の占い師。北陸放送には40年以上出演しています。

時に優しく、時にシビアに切り込みながらアドバイス。相談は“旦那と別れたい” “息子(娘)が結婚しようとしない” “給料が安い” “人からの頼まれ事を断れない”といった内容をはじめ、多岐にわたります。

 

◯ななこ

東海ラジオ『クリエイターズ』(月曜〜木曜 26時〜27時)の木曜担当。
岐阜出身・在住の動画クリエイターとして活動。メイクのHow to動画を中心にさまざまなコンテンツを日々アップし、SNS総フォロワー数は200万人を超えます。自身のブランド「CharMe」を手掛けるなど多方面で活躍中。

もともとラジオパーソナリティに憧れていて、初めて東海ラジオのスタジオに入って椅子に座った時は非常に嬉しかったそうです。おしゃべりを心から楽しんでいます。

ちなみに『クリエイターズ』の水曜は人気料理研究家の「はるあん」さんが担当。からあげをつくる時の美味しい音をASMRで収録して放送するなど、動画クリエイターならではの視点を交えて料理にまつわる話をします。

 

◯akane

FM大阪『アカネクラブ』(月曜 18時〜18時55分)出演。
大阪府立登美丘高校ダンス部の元コーチ。 数々の大会で優勝に導きました。 荻野目洋子の代表曲「ダンシング・ヒーロー」で振付をした「バブリーダンス」を配信したところ瞬く間に脚光を浴び、再生回数は9,900万回を越えました。

本人は40歳になったらラジオDJをやりたいと思っていたそうですが、27歳にして夢を叶えました。akaneさんによるエンターテインメントの解説は非常に参考になります。なかでも映画と音楽の解説では、作品に使用されている音楽やダンスの話に心を掴まれます。

 

◯Dressing

ファンタジー系シンガーソングライター。広島のRCCラジオ『DressingのNice Fantasy!!』(木曜 23時30分〜24時)ほかに出演中。

ドレスを着て歌うから“Dressing”。夢はディズニーランドのような世界観を持った歌手になること。この熱意は非常に強く、自らウォルト・ディズニー・ジャパンに売り込みに行ったこともありました。

自分でプロデュースするショーに定評があり、広島や東京を中心に活動するうちに、ディズニーに関する仕事に関わるようになりました。

 

◯皆谷尚美

シンガーソングライター。四国放送・JRTラジオ『ラジオ大福』(月曜〜金曜 8時30分〜11時40分)火曜日に保岡栄二アナウンサーと出演。

5歳で足踏みオルガンに夢中、7歳で初めて曲をつくり、吹奏楽やバンド活動を経てシンガーソングライターに。『劇場版 カードキャプターさくら』主題歌やABC朝日放送『熱闘甲子園』エンディングテーマなども制作。

保岡アナウンサーと繰り広げられる艶があってアダルトなトークが面白く、派生番組『ナオミの夢ラジオ』(金曜 23時30分〜24時)もスタートしました。

 

◯友近ママ(友近千鶴)

芸人、友近さんのお母さま。愛媛・南海放送『友近ママの魔法の引出し』(土曜 19時〜20時30分)パーソナリティ。

開運アドバイザーやアートに関する仕事も行っており、ご自身も絵を描いて展覧会で発表しています。
シャキシャキとした話し方はどことなく友近さんを彷彿とさせます。実際に友近さん本人がゲストに遊びに来たこともあり、「南海放送にはたくさんのアナウンサーがいるのに、なんでアンタが喋ってるの(笑)」と言われたことも。

番組には地元でおなじみの企業の関係者を招き、楽しいおしゃべりを繰り広げます。豪華プレゼントが当たる企画もあります。

 

◯上園歩美

大の釣りファン。南日本放送(鹿児島)・MBCラジオ『上園歩美の釣りラジ!』(木曜 18時50分〜19時)に出演中。

4歳の頃から釣りにハマり、中学の頃は近くの竹やぶから竹を取ってきて、父の針と糸を借りて、川釣りに行っていたそうです。数年前には総額60万円を費やして、幻の魚“イシダイ”を釣りました。重さが3.5キロもあり、友達6人を呼んでパーティーを開いたそうです。

もともとレポーターをしており、常にアグレッシブ。

 

◯山原麗華

アコーディオン、三線奏者。ラジオ沖縄『山原麗華の元気なナツメロ(爆笑)』(木曜 20時〜21時55分)、『華華天国』(月曜〜金曜 14時30分〜16時40分 ※山原さんは火曜・金曜)に出演中。

もともと、認知症予防教室や、敬老会での演奏などで活動。パーソナリティに憧れていたそうで、晴れて冠番組『元気なナツメロ(爆笑)』がスタートしました。非常に明るくて、豪快に笑う彼女。その笑い声は“七色の笑い声”と例えられたことも。

<了>

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