HOME メディア 【ラジオレコメンダー“ やきそばかおる ”の I love RADIO】~子育て中のお父さんお母さんから、子どもまで楽しめる番組をご紹介~RBCiラジオ『MUSIC SHOWER Plus+』嘉 大雅アナウンサー他
2021.3.11

【ラジオレコメンダー“ やきそばかおる ”の I love RADIO】~子育て中のお父さんお母さんから、子どもまで楽しめる番組をご紹介~RBCiラジオ『MUSIC SHOWER Plus+』嘉 大雅アナウンサー他

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ラジオ レコメンダー“ やきそばかおる ”の I love RADIO  第38回

やきそばかおる

ラジオコラムニスト、ライター。山口県出身。小学生の頃からラジオっ子で、ハガキやメールをよく送っていた元“ハガキ職人“。「radiko.jp」をはじめ、雑誌、Web、新聞などでラジオに関するインタビューやコラムを多数執筆。MBSラジオ『福島のぶひろの、金曜でいいんじゃない?』の「やきそばかおるのラジオ旅。上機嫌!」のコーナーに出演中。『別冊TV Bros.全国ラジオ特集』(東京ニュース通信社)、『人気ラジオ番組完全ガイド』(晋遊舎)等関わっている。


 

「とても濃くて、1分1秒が愛おしい1ヵ月でした。すごく楽しかったです!」

沖縄のRBCiラジオ『MUSIC SHOWER Plus+』(月曜〜金曜 10時〜13時55分)で木曜・金曜を担当している嘉 大雅(よしみ・たいが)アナウンサーの一言です。嘉アナは2020年12月20日から1ヶ月間、第二子の誕生により育児休業を取得しました。
放送に復帰した日はリスナーから祝福のメッセージが届き、嘉アナは1ヶ月間の様子を語りました。

 

 

嘉アナ 今までと生活リズムが違いますし、仕事をしている時よりも濃い時間が過ぎていきました。子どもは産後1ヶ月間はものすごいスピードで成長します。顔つきが変わるし、できることも増えます。しかし、次男よりもむしろ長男の成長の早さに驚きました。

 

嘉アナの長男は2歳。“お兄ちゃん”としての自覚が芽生える年齢は4歳くらいからと言われていますが、「お兄ちゃんとしてしっかりしよう」と努力している部分が現れてきて、お母さんやお父さんを気遣う言葉をかけてくれるようになったそうです。

 

嘉アナ ただ、こんな時だからこそ長男に寂しい思いをさせちゃいけないと思って心のケアに徹しました。赤ちゃんが生まれたから自分への愛情が減ったと思わないように、今まで以上に愛情を注ぐことを意識しました。長男にも次男にも成長の早さを感じて、事あるごとに感激して涙を流していた1ヶ月でした。

と放送で話しました。
そこで改めて嘉アナウンサーにインタビューを決行。育児の楽しさについてお訊きしました。

 

 

やきそば 第二子が生まれたあとで、2歳のお兄ちゃんがしっかりしてきたという話は面白いですね。

嘉アナ 食事やお昼寝など、ひとりでできることが多くなりましたね。でも、時折、甘えん坊な一面も覗かせます。長男は自分で歩くのが好きだったんですけど、最近は再び「抱っこして」と言うようになりました。寂しさを感じさせないようにしていますが、どこかに寂しい思いはあると思います。

 

やきそば 子育てに関して夫婦で決めているルールはありますか?

嘉アナ 基本的に家事・育児の負担は半々にしています。週に一度はお互いに好きなことをする日を決めていて、シフトが決まったら日にちを振り分けます。例えば月曜は妻に好きなことをやってもらって私が子どもの面倒をみて、火曜はその逆にするとか。父親・母親じゃなくていい時間って重要ですからね。

 

やきそば 12月の放送で第二子が誕生したことを報告した時のリスナーの皆さんの反応も温かかったですね。

嘉アナ リスナーの皆さんの中には子育てを経験した方が多くて、長男が生まれて以来大きな共通点ができました。今までは私に対して単に“声が高めのアナウンサー”という印象だった人も、「育児で悩んでいます」という話になると「私も分かります」と言ってメールを送ってくれる方も多いです。

 

やきそば ひとことで「育児」といってもテーマが広いですよね。

嘉アナ 育児は一大テーマだと思います。こんなに母数がある話題はありません。世代も年齢も国籍も問わずされている話題なので、色々な人とつながることができますね。

 

 

ラジオとは話が少しズレますが、音声SNS「Clubhouse」では、夜遅くに子育ての悩みを親や専門家が解決しあうルームがたくさん立ち上がっています。

 

嘉アナ 私も妻も、昼と夜の時間の使い方がいびつになっていて、自分の好きなことができる時間は夜中の3時から4時あたりなんです。本を読んだり、SNSを更新したり、ラジオを聴いたり、Clubhouseを覗いたりするので、あの時間からClubhouseで育児について喋っている人が多いのは納得です。
育児がある人生って、幸せと不安が同時に膨らんでいくんですよ。だから皆さん、不安が膨らみやすいあの時間にClubhouseで悩みを吐き出してるんでしょうね。

 

やきそば 嘉さんは子育てに関する相談事があると、奥様以外では誰に相談しますか?

嘉アナ 職場の先輩に相談をしたり、情報交換をしたりすることはあります。あとは具体的に誰かに…というよりは、本を読んで調べることが多いですね。

 

やきそば コロナ禍でテレワークをする人が増えているなか、生活環境がかなり変わってきているのも感じますよね。

嘉アナ これまで日本では、風邪をひいていても薬を飲んでまで会社に行かないといけない風潮がありましたよね。家庭を顧みず、仕事に全てを捧げることが評価される部分があったと思いますが、コロナ禍でワークライフバランス(生活と仕事の調整・調和)の理解・導入に注目が集まるようになって、かなり変わりましたよね!

 

やきそば “働き方改革”が謳われてきた最中にコロナ禍になったこともあり、この流れは加速しそうですね。

嘉アナ すごくいい変化だと思います。仕事の喜びも家族と過ごす幸せも、バランスよく味わうべきです。片方だけなんてもったいない。
そして、それは私にも、妻にもいえることです。私が積極的に育児をすることで、妻がバリバリ働ける環境を作ることができます。夫婦なんですから、幸せも大変も、分かち合わなきゃ。

 

育児休業の取得率は女性の83.0%に対して、男性は7.5%(2019年度 厚生労働省 調査による)と言われています。嘉アナは第一子が誕生した時も育児休業を取りました。アナウンサーとして、育児の楽しさや育休取得の重要性などを、電波を通じて伝えることは大事といいます。

 

 


 

さて、嘉アナウンサーに話を伺ったあとは、子育ての参考になるラジオ番組をご紹介します。

 

北海道のFMラジオ局 AIR-G′(FM北海道)では、子育て応援番組『にこにこぎゅっ』(日曜 8時30分〜9時)を放送。
番組のタイトルは、札幌市円山動物園で生まれたホッキョクグマの双子「イコロ」と「キロル」とその母親「ララ」を描いた絵本『にこにこぎゅっ』からきています。

動物に関する絵本を出版しているひだのかな代さんによる動物の話は、ひだのさんの話のうまさ、楽しさに注目。独特の目線から話が繰り広げられるほか、ひだのさんの楽しい気持ちがこちらに伝わってきます。
何かに頑張っている子どもとビデオ会議システムで話をするコーナーもあり、パーソナリティーの森本 優さんの聞き上手っぷりが光ります。

 

IBCラジオ『新米ママの井戸端会議』(土曜 6時〜6時15分)は、まさに子育て奮闘中の奥村奈穂美アナウンサーの番組。
絵本、子育ての役に立つ施設やお店、イベントなどを紹介するほか、仲間や先輩、専門家にアドバイスをいただきます。取り上げる情報の細かさもポイント。見過ごしてしまいそうな情報もきちんと紹介していきます。

 

エフエム山形では『やまがた子育て応援ラジオ Smile Box』(金曜 9時〜10時19分)を放送。パーソナリティーは大友まさみさん。
数あるコーナーの中でも変わっているのが、月に一度の放送「オトナの悩みをズバリ解決!!こはく先生のお悩み相談室」。子どもに関する大人のお悩み・困りごとに小学4年生のこはく先生がズバリ答えます。「子どもと大人の違いとは」といった、大人でも答えに困る質問に対して「本当に小学生?」と思うほどしっかりと答えます。そんなこはく先生は、部屋の片付けがうまくできないのが悩みだそうです…。

 

FMぐんま『かかあデンパ』(金曜 10時〜10時50分)は、主に群馬県の皆さんに向けた子育て支援情報番組。
おすすめの絵本の話、家事の負担を少しでも軽くするヒント、子育てに励んでいるリスナーから届く相談や微笑ましいエピソード、忙しい皆さんの背中を押す元気の出る曲を放送。ゲストからも自身の子ども時代の話や子育ての話が聴けます。パーソナリティーは田中 香アナウンサー。

 

NHKラジオ第1放送では『子ども科学電話相談』(日曜 10時05分〜11時50分)を放送しています。
もともと子どもたちの長期休暇期間中に放送されていましたが、好評を受けてレギュラー放送が始まりました。「聞き逃し配信」もありますので、聴き逃したり、一度聴いただけでは理解できなかったりした場合でも聴き直せます。

子どもに質問された時にいかにして答えるか…大人にとっても非常に勉強になる番組です。特に恐竜に関する質問が多いようで、高い頻度で相談があります。

 

また、TBSラジオ『伊集院光とらじおと』(月曜〜木曜 8時30分〜11時)では「こどもでんわそうだんしつと郵便局と」の企画を放送。
伊集院さんと専門家が子どもの疑問に優しく向かい合います。いずれの番組も専門家の先生は子どもが質問してくれたことに対して「よく気付いたね〜」「良い質問ですね〜」と褒めます。大人にとっては当たり前の用語、しかし説明するには困ることをおさらいするのにうってつけです。

 

TOKYO FM『マイメロディのマイメロセラピー』(月曜〜木曜 19時48分〜19時52分)はあの国民的キャラクター、マイメロディが大人のリスナーの悩みに答えます。喋り方がとにかくキュート。それでいて哲学を彷彿とさせるような深いアドバイスをしてくれて、ジーンとすることもしばしば。

さらに、FM大阪では金曜の20時55分からFM大阪バージョンを放送。同局のDJの悩みに答えます。ある回の放送では「どうすれば字が綺麗に書ける?」という質問に「ゆっくりと書けばいいよ」と背中を押していました。聴いているとメロメロになります。

 

同じくTOKYO FMの番組『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(月曜〜木曜 13時〜14時55分)では、14時30分頃から「よ・み・き・か・せ」のコーナーがあります。さまざまな声のプロが登場。ポッドキャストによる配信も行っています。

 

FM GIFU『ほのりんtime』(土曜 11時〜11時30分)は、岐阜県内で活動する絵本好きの方をゲストに迎えておすすめの1冊を紹介。朗読もおこないます。絵本の不思議なところは、話を聴くだけでもアフタートークに花が咲くところ。

後半は「親子クッキング」のコーナーもあります。レシピは番組のホームページでも確認できます。パーソナリティーは平松亜希子さん。

 

レディオキューブFM三重では『はぴはぴ子育て』(金曜 10時〜10時55分)を放送。
週替わりでテーマ(子どもの医療、食育ほか)を設けて展開しているコーナー「子育ての輪」、子どもの可愛い言い間違いなどを紹介する「ママズボイス」、子どもの本の専門店「メリーゴーランド」よりおすすめの絵本を紹介する「絵本の世界」のコーナーなど子育て情報満載。パーソナリティーの髙田望央(たかた・みお)さんの明るい声も楽しい。

 

CBCラジオ『ことばのおもちゃばこ』(日曜 12時20分〜12時35分)ではCBCアナウンサーによる朗読を放送。後半はお楽しみコーナーとして、キッズソングや遊び歌を紹介します。日曜の昼にほっこりした内容をお届け。

 

α-STATION(FM京都)では『Kyoto Child Smile』(木曜 10時〜11時)を放送。
京都は「子育て環境日本一」を目指しています。番組では、京丹後のひな祭り、紙オムツの自動販売機、小学校の教科担任制導入といった、子育て中の方へのニュースや情報を紹介。

青春時代によく聴いた曲や「きょうと子ども・子育て応援ソング」もオンエア。特に30〜40代が聴くと「懐かしい!」と思う選曲です。DJの秋田美幸さんはおっとりした美声で、子育てに励む皆さんをそっと応援しています。

 

ラジオ大阪OBCでは5歳と1歳の男の子を育てている、和田麻実子アナウンサーの番組『ワダマミの子育て晴れたりくもったり』(金曜 20時〜20時26分)を放送。

「成長空模様」のコーナーでは自身の子育てのエピソードをしっかりと語り、育児に関する悩みをリスナーに投げかけます。「大変なのは私だけじゃない!そんな気持ちをみんなで共有しましょう」という意味合いで放送している、ありそうでなかった番組です。2021年1月に始まったばかりなので番組を聴いて「ウチもある!」「その悩みだったらアドバイスしたい」という方はぜひメッセージを送ってみてください。

そのほか同局では『七田厚のわくわく子育て』(土曜 17時45分〜18時)を放送。日頃の困った出来事に対して教育研究家の七田さんが前向きにアドバイス。『あなたとわたしの絵本の世界』(土曜 7時45分〜8時)では阿部宏美さんが絵本を案内します。

 

ラジオ関西『週明けクマチャンネル』(月曜 10時〜13時)では、毎週日曜日に発行される子ども向け神戸新聞「週刊まなびー」から話題をピックアップする「クマちゃんの週刊まなびー」を放送。

パーソナリティーは関西のラジオではおなじみのふたり、クマガイタツロウさん(ワタナベフラワー)、塩田えみさん。ネットを見ているだけでは見逃してしまいそうな、かゆいところに手が届く話題を伝えてくれます。こういう情報をまとめてくれる新聞や、話題をピックアップしてくれるラジオの存在は大事。

 

広島FM『ASAからZOO!アニマルポン!』(土曜 9時〜9時30分)は動物と広島市安佐動物公園の話が満載のバラエティ番組。コント、クイズ、動物の疑問を解決する企画、動物園のトピックスを伝える「安佐 ZOO NEWS」など、30分間ずっと楽しくてポップな雰囲気。

とにかく手間がかかっており、シーズン3(現在はシーズン5)まで動物に関するオリジナルソングを制作。『OH! サンショウウオ』『僕はマンドリル』『ダチョウのタマゴはニワトリの25倍』などユニークな曲がいっぱい。番組のサイトには一覧が紹介されており、それぞれの曲はYouTubeで楽しむことができるほか、動物の鳴き声が楽しめる企画もあります。

パーソナリティーはミセス・フジコ&ヤマモンキー。テンションは高めですが、どこかミステリアスなコンビです。ちなみに、コントや選曲、出演者の言葉のなかに30〜40代をクスリとさせる部分が散りばめられているので、そちらにも注目。

 

福岡のRKBラジオでは『スマスマ E-KIDS』(日曜 18時30分〜18時45分)を放送。
さまざまな活動をしている子どもをカトジュン(加藤淳也さん)が取材。林田スマさんと楽しく紹介していきます。「最近の子どもたちは本当にしっかりしている!」と思わせてくれる15分。

 

ROKラジオ沖縄では親子で楽しめるバラエティ番組『oyakoらじお』(土曜 8時〜10時55分)を放送中。パーソナリティーは、前仲美由紀さんとじゅぴのりさん。ふたりとも優しく話していて、なんともほのぼの。

絵本の読み聞かせ、即興コントクイズのほか「音楽の時間」ではネクストブレイクアーティストを紹介、「子どもリンリンリクエスト」では小学6年生までの友達とお話しします。

「リンリンリクエスト」で子どもと電話で話している様子はなんとも微笑ましいものがあります。「今、畑に行く途中なの」「今日は二度寝しちゃった」「朝ごはんはまだ食べてません」など、たわいもない会話が繰り広げられます。電話でラジオに出演する子どもはみんなしっかりしています。

<了>

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