HOME メディア 【ラジオレコメンダー“ やきそばかおる ”の I love RADIO】~作品を生み出すアーティストの顔も持つ、多才なラジオパーソナリティー~NBC長崎放送『あさかラ!』村山仁志アナウンサー他
2020.12.9

【ラジオレコメンダー“ やきそばかおる ”の I love RADIO】~作品を生み出すアーティストの顔も持つ、多才なラジオパーソナリティー~NBC長崎放送『あさかラ!』村山仁志アナウンサー他

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ラジオ レコメンダー“ やきそばかおる ”の I love RADIO  第36回

やきそばかおる

ラジオコラムニスト、ライター。山口県出身。小学生の頃からラジオっ子で、ハガキやメールをよく送っていた元“ハガキ職人“。「radiko.jp」をはじめ、雑誌、Web、新聞などでラジオに関するインタビューやコラムを多数執筆。MBSラジオ『福島のぶひろの、金曜でいいんじゃない?』の「やきそばかおるのラジオ旅。上機嫌!」のコーナーに出演中。『別冊TV Bros.全国ラジオ特集』(東京ニュース通信社)、『人気ラジオ番組完全ガイド』(晋遊舎)等関わっている。


「昔からやってみたい事がたくさんあったんです。姉が作家(村山早紀)ということもありまして小説にも興味がありましたし、ほかにも漫画家、大学の教授、弁護士などにも憧れていました。世界を回ってみたいとも思っていました」

と話していたのはNBC長崎放送の村山仁志アナウンサー。
村山さんは2009年に「三井雷太」(みついらいた)の名前で執筆した小説『パラダイスロスト』で学研の第1回メガミノベル大賞 金賞を受賞。晴れて小説家デビューを果たしました。2014年には本名で『午前0時のラジオ局』(PHP文芸文庫)を発表。喋り手としては、2018年に第55回ギャラクシー賞(放送批評懇談会)ラジオ部門 DJパーソナリティ賞を受賞。さらに、2020年12月19日には7冊目となる新作小説『魔法の声 ~長崎東山手放送局浪漫〜』(ことのは文庫)を発売します。

バイタリティ溢れる村山さんにラジオや創作活動について話を伺いました。

 

▲長崎放送 村山仁志アナウンサー

 

▲新刊『魔法の声~長崎東山手放送局浪漫~』(ことのは文庫)

 

●ミュージカル研究会との出会い

村山さん曰く、高校時代は「不登校気味」だったそうですが、浪人中の予備校通いで成績は急上昇。大抵の大学は合格出来るような状態で、自信満々だったそうです。将来の職業を「受かった大学で決めよう」と考えていましたが、油断が災いしたのか、本番の受験ではことごとく不合格に。そんな中、唯一合格したのが25倍もの倍率で“最も自信が無かった”という日本大学芸術学部でした。しかし、ここからさまざまな刺激を受けるようになります。

 

村山さん 当時、日芸には現役のアナウンサーによる講義がありました。TBSの新堀俊明さん、NHKの土門正夫さん、そしてフジテレビの露木茂さんです。「日芸に入ったんだから、アナウンサーになろう」と心に決めて、早速、入学式の翌日に新堀先生に会いに行きました。

「どうすればアナウンサーになれますか?」と質問したら、新堀さんは目を丸くして「君みたいなのは初めて来た。だからはっきり教えてあげよう。僕らプロからすると、アナウンス研究会に入って実況の真似事をしたり、格好をつけてイベントの司会をしたりする大学生たちって、ちょっと気持ち悪いんだよね。僕から助言できることは、君は4年間、アナウンスに関する勉強は一切やめなさいってことだ。それ以外のことを一生懸命やりなさい」と言われました。

やきそば かなりハッキリと言われたんですね。

村山さん 「俺は何のために日芸に来たんだろう」と思って、途方に暮れながらクラブガイダンスに出たところ、ミュージカル研究会が披露したダンスレビューがとても素晴らしかったんです。当時はディスコブームやダンスブームの真っ只中。20分間のきらびやかなステージを観て「これはすごい」と思ってミュー研の門を叩きました。

 

「ミュージカル研究会」というと明るく楽しそうな印象を受けますが、活動内容は完全に体育会系だったそうです。当時のことを振り返っていただきました。

 

村山さん 練習に入る前に、まずは1~2時間の基礎訓練があります。表舞台に立つ人も裏方の人も、みんな何キロも平気で走ります。腹筋、背筋、腕立て伏せのトレーニングをそれぞれ100~200回はしていて“ど根性”の世界でした。裏方の人も表舞台に立つ人の気持ちが分からないといけないから、ということでした。

 

村山さんは、初めは舞台装置(大道具)の設計など、裏方の仕事を主にしていましたが、役者もやるようになり、副部長も務めました。今の研究会の様子は分からないものの、当時は上下関係が厳しく、精神的にも肉体的にもつらいことが多かったといいます。
そんな中、村山さんが書き上げたミュージカル脚本が採用されることになりました。

 

村山さん 1本だけ採用されました。なにしろ部員が100人もいますから、脚本を書きたい人もたくさんいるわけです。日芸ミュー研は年間に3公演ありまして、毎回、脚本会議が行われます。脚本を書いた人が自らプレゼンをして、人気投票で選ばれた作品だけが上演されます。あの頃はいつも部長の奥村直義の脚本が採用されていました。彼は劇団を立ち上げて、今も東京で演劇をやっています。

 

 

●脚本が宝塚で上演!

奥村さんの脚本にはかなわなかったという村山さんですが、唯一採用された脚本は卒業からおよそ15年の時を経て、宝塚歌劇団で上映されました。

 

やきそば すごいですね!

村山さん 同じ学年に、宝塚の演出家になった藤井大介という男がいまして。彼は大学3年生の時に宝塚の演出家として採用されました。大学生が採用されるなんて、普通だったらありえないことで、彼はそれほど宝塚愛が強かったです。

それで、卒業してからおよそ15年が経ったある日、大介くんから突然「大学時代にポンちゃん(大学時代のあだ名)が書いた脚本を使わせて欲しい」と電話がかかってきました。理由を尋ねたら「あの頃頑張っていた俺たちのような気持ちで、宝塚の若い子たちにもやって欲しいんだ」と言うわけです。こちらとしては断る理由はないので「好きなように書き直していいから」って話しました。

 

それから数ヶ月が経ち、村山さんが公演を観に行ったところ、登場人物こそ外国人の名前に変えられていたものの、当時書いた脚本のままだったとか。

 

村山さん 大介くん曰く「変える理由がなかったから」とのことで…嬉しかったけれど、めちゃくちゃ恥ずかしかったです。宝塚での上演は、あくまでも大学時代の辛くてきつくて時々楽しかった思い出の結果であって、私の実力でも何でもないんですが、本当に良かったと思います。

日芸のミュージカル研究会という、めくるめく才能の集まりの中で4年間を過ごしたことは、今の私のいしずえになりました。

 

村山さんはそのまま演劇の道に…と思ったわけではありませんでした。

 

村山さん 日芸ですから、周りには既にデビューしているような人がたくさんいました。ニューヨーク帰りのダンサーがいたり、映画監督や小説家、脚本家を目指している人もたくさんいます。同じ年齢では、大塚寧々さんや大鶴義丹さんがキャンパスにいたし、ミュー研の一学年下にはテツandトモの中本哲也くんもいた。そうした強者たちの中で僕は自信を失っていました。

そもそも姉が小説家を目指す姿を子どもの頃から見ていましたので、アーティストになるためには並大抵ではない努力が必要だということは分かっていました。

 

●姉に背中を押された一言

結局、村山さんは入学時の気持ちと新堀さんの助言を胸に、アナウンサーを目指しました。そしてついに長崎放送に入社。しばらくの間、アナウンサーとしてさまざまな経験を積みましたが、30歳を過ぎた頃から、やり残していることについて考えるようになります。

 

村山さん 諦めていた夢がたくさんあったことを思い出しまして。でも、もう妻も子どももいるし、東京に行くことはできません。そこで長崎にいながらにして出来ることは何かないか…ということで、小説を執筆する決意をしました。

一念発起して、いきなり、400字詰め原稿用紙300枚強の長編小説を書き上げたんです。姉に作品を見せたところ、プリントアウトされた原稿の束を見て「300枚を書いただけで小説家にチャレンジする資格がある」って言われました。300枚という枚数は、書くだけでも体力もアイデアの引き出しも必要な分量だから、出来ない人が多いんだと。

その一言に勇気をもらい、いろいろな文学賞に投稿を始めました。
自分がアナウンサーだという立場を利用するつもりは全くなかったので、会社員・村山仁志として投稿していました。

 

しかし、選考では途中まで残るものの、受賞は出来ない状態がずっと続きました。

 

村山さん 素手でトンネルを掘り進むような苦しい日々が続く中、藤井大介くんから「宝塚で上演したいから、脚本を使わせて欲しい」という嬉しい電話がかかってきたんです。「これは神様が、諦めるなと言ってくれているんだな」と思い込みました。姉の一言と大介くんの電話は、私の背中を大きく押してくれました。

小説を書き始めてから3年後、40歳になる前に『パラダイスロスト』で学研の第1回メガミノベル大賞 金賞を受賞して、小説家デビューを果たしました。実はこの作品は、生まれて初めて書いた長編を書き直したものです。そこにも運命を感じました。

最初は「三井雷太」という名前で執筆していました。アナウンサーとしての自分と、作家としての自分を分けようと思っていたからです。

 

小説の執筆については、新人賞への応募を始める時から、上司に報告をしていたそうです。

 

村山さん アナウンサーとしての勤務をきちんと全うする、ということで許可をしてもらいました。デビューした時は、当時の社長がものすごく喜んで、あちこちで「ウチのアナウンサーが小説家になりまして」と話してくれたそうです。

 

2020年12月19日には7冊目となる新作『魔法の声 ~長崎東山手放送局浪漫〜』(ことのは文庫)を発売します。風光明媚な坂の街・長崎のテレビ局を舞台に、現役アナウンサーが綴るハートウォーミングなサスペンス。ぜひ、手にとってみてください。

 

▲『夏服少女からの伝言』出版時のサイン会の様子

 

●音楽を大切にしたい

村山さんはラジオ放送では朝のワイド番組『あさかラ!』(月曜〜金曜 9時〜11時50分)の月曜から木曜を担当しています。

 

やきそば 『あさかラ!』は音楽を紹介する時に「どんな内容の曲なのか」「何年に発売されて、その頃に何が流行していたか」など、何か一言添えるところが素敵ですね!

村山さん 音楽を大切にしたいという思いから、何か一言添えています。紹介する作品にはなんらかの意味があってかけていることと、トークと音楽の間に切れ目を生じさせたくないからという理由もあります。とは言いつつ、喋る内容はいつもその場で考え、瞬発力で喋っています。

曲のデータはディレクターが調べてくれていますが、プラスして、それまでに話していたことと、次にかける曲に何か共通点はないか…など、いろいろと考えて紹介することにしています。番組内でかける曲の数については、1時間あたり4〜5曲。ワンコーラスでもいいから、かけるようにしています。

どんなにおしゃべりが面白い人でも、聴いている側にとっては5分が限度だと考えていまして。もちろん5分を超えても面白い話も「時には」あると思いますが、個人的には5分を過ぎたら音楽をかけるのが良いと思っています。

 

月曜から木曜は「朝のミニドラマ」を放送しています。脚本は村山さんが担当。
月曜・火曜は「お客様と店長のロマンティックモーニング」をパートナーの高月晶子さんと、水曜・木曜は「OL菊ちゃんと村山社長のロマンティックモーニング」をパートナーの菊野紗史さんとふたりで生放送で演じています。「ラジオクラウド」では過去に放送した作品が楽しめます。

 

やきそば コミカルな内容で村山さんっぽいですよね(笑)。

村山さん 局内でも賛否両論はあるんですが(笑)。いつも似たようなギャグをやっているので、マンネリじゃないかという意見もありますが、私はマンネリがとても大事だと思っています。

ラジオは浸透するまでにものすごく時間がかかるんです。3年から5年ぐらいはかけないと一般には浸透しないメディアだと思っているので、しつこくやり続けることが大事だと思っています。周りから何を言われようがそのような脚本を作っています(笑)。

 

やきそば 私はミニドラマが終わった直後のパートナーとのやりとりも好きで、村山さんがパートナーの反応を見ながら少し恥ずかしそうにフォローをしている様子が微笑ましいです。

村山さん ありがとうございます(笑)。

 

●『ビブリオバトル』の強豪県をめざして!

さらに、村山さんは同局の番組『ラジオDEビブリオバトル』(金曜 21時15分〜21時30分)にも携わっています。“長崎県をビブリオバトルの強豪県にしていきたい”という想いのもと、本の紹介コミュニケーションゲーム・ビブリオバトルをさまざまなアングルから紹介しています。

11月には各地のビブリオバトルの活動をさらに盛り上げていくことを目的とした“Bibliobattle of the Year”の2020年の大賞に選ばれました。

 

やきそば おめでとうございます! 本のことが分かったり、プレゼンの勉強にもなるのでよく聴いています。

村山さん ありがとうございます。もともと、NBCラジオ一番のアイデアマンである営業部長がビブリオバトルに出会い、「これは面白い」ということで立ち上がった企画です。番組を始めてみたら、日本唯一のビブリオバトル専門番組だったことに、私たち自身も驚きました。

受賞については、番組を聴いて下さる皆さんの応援や長崎の高校生たちの協力で評価していただけたので、感謝しかないです。一方、ローカル局でも、アイデア次第で全国の話題になる活動は出来るんだ、ということを再確認させてもらった思いもあります。

 

やきそば 番組に登場する高校生の皆さんはイキイキしてらっしゃいますよね。

村山さん “バトラー”の皆さんの熱気に押されてます。「ビブリオバトル」は新しいジャンルなので、その最前線にいるのはとても楽しいことなのではないでしょうか。それに、好きなものを語ることってそもそも楽しいですよね。

 

●虫の音で快眠を

NBCラジオでは11月22日(日)深夜に『「秋の夜長…眠れない夜に、長崎市の高台の住宅地で鳴く秋の虫の音を聴きながら、安らかな気持ちでお休みください」特番』を3時間にわたって放送しました。

 

やきそば 10月にNBCラジオで放送した3時間の特別番組『深夜のごちそう カラッ、サクッ、ジュワ~ 唐揚げ特番』も面白かったですね! 揚げる音も食べる音も臨場感があって。

村山さん 正直に言いますと、文化放送さんが作っているASMR特番が羨ましかったという気持ちがあります(笑)。唐揚げ特番は、やはりアイデアマンの営業部長が「やりたい」と言い出したんですけど、「せっかくなら長くしよう」ということで3時間番組にしました。制作スタッフが、唐揚げに関する様々な「いい音」を録音してきて、構成しました。

で、今回は虫の声だけで3時間特番を作りました。唐揚げ特番と比べると、かなりお手軽な作りで…長崎市内にある私の家の庭先に録音機を置きっぱなしにして、虫の声を1週間収録して編集しました。雨が降ったり、強風の日があったり、庭に入り込んできた猫が喧嘩を始めたりもしましたが、そうした場面も放送しました。虫の声を聴きながらゆっくりと眠っていただけたとしたら幸いです。

 

やきそば 実はラジオ制作部長でもある村山さん、最後に一言どうぞ。

村山さん コロナ禍でもありますから、ラジオはこれまで以上に「安らぎ」「ぬくもり」を届けるメディアでありたいと思っています。そしていま、NBCラジオの制作集団はとても充実しています。通常の番組をきちんと放送することはもちろん、時々面白いこともやっていきますので、どうぞ生暖かい目で見守ってください!

 

やきそば ありがとうございます!

 

▲趣味のひとつ、イラスト描き(手にしているのは佳山明生さん)

 

▲2003年、「氷雨」の佳山明生さんからCDアルバムのイラストを依頼された。


 

村山さんは小説を書くほか、昨年からは趣味でイラストを描いてツイッター(@mitsuiraita)で公開しています。各地のラジオ番組には漫画やイラスト、アートの仕事をしている人がパーソナリティーを務める番組が多くあります。その中から一部をご案内します。

 

文化放送『純次と直樹』(日曜 17時〜17時30分)は高田純次さんと浦沢直樹さんのトーク番組。
実は漫画愛好家の高田さん。かつては『ピアノの森』(一色まこと:講談社刊)の面白さにいち早くハマり、番組で毎週のように作品の面白さを言い続けていたら、新装版の単行本の帯にコメントを寄せるまでになりました。そんな高田さんは浦沢直樹先生の作品を全て読んだというほどの浦沢ファン。前番組『高田純次 日曜テキトォールノ』に浦沢さんがゲスト出演したことが追い風となり、この番組が始まりました。

番組では音楽、映画、アニメなど、さまざまな文化が好きな人にとってはたまらないトークが続きます。ふたりのダンディーな男のダンディーなお喋りが聴けるのは『純次と直樹』だけ! 何か面白いフレーズをリスナーから送ってもらう「今週のツブヤイター」のコーナー、お悩み相談コーナー「愛ってなんだ」もあります。高田さん曰く「俺に相談するようになったら終わりだね(笑)」とのことですが、気軽に送ってみては?

 

ニッポン放送では元AKB48のメンバーと小説家という異例の組み合わせのトーク番組『高橋みなみと朝井リョウ ヨブンのこと』(日曜 22時30分〜23時)を放送中。2017年1月1日に放送が開始され、「どんな雰囲気のコンビになるのだろう?」と気になっていましたが、あれよあれよと名コンビになりました。

注目のひとつは朝井リョウさんによる高橋みなみさんへのツッコミ。高橋さんの「どこかまわりとズレている」ところを朝井さんが発見次第、即座にイジリ倒します。高橋さんご自身、まわりが後輩ばかりになり、ツッコミを入れてくれる人が少なくなってきたそうですが、そんな中、朝井さんのツッコミが高橋さんの面白さを際立たせています。

 

TOKYO FM『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』(日曜 23時〜23時30分)は放送開始13年。
鈴木敏夫さんが隠れ家「れんが家」にゲストを招いてトーク。お呼びするゲストのジャンルが非常に幅広いため、ここで一部を書いてしまうのはもったいないほどです。世の中に対する愚痴が飛び出すこともありますが、仕事に関する金言も多く出てくるため聴き逃したくないところ。

中でも「ジブリの秘密は“4階”にあった!進学、就職、結婚、ジブリ創設!名古屋から東京に住まいを移した鈴木さんとジブリの上京物語」と題して鈴木敏夫さんの50年を振り返った回は秀逸でした。
最近ではスタジオジブリファンのGReeeeNのHIDEさんも登場。ミュージシャンと歯科医の2つの視点を両立させることについて語りました。

 

J-WAVEでは酒と涙と哀愁をこよなく愛するイラストレーター、たなかみさきさんの番組『MIDNIGHT CHIME』(月曜 26時〜27時)を放送しています。

キュンとする一言と男女の絶妙な距離感を描いたイラストで人気のたなかみさきさん。深夜2時。静まりかえった時間に、ゆっくりと脳内で言葉を紡ぎながらお話しします。ゲストの素の表情を引き出すのもうまく、その反面、話している途中でたなかさんの素も垣間見られます。

番組では「夜の保健室」と題してリスナーのお悩みにこたえる企画も実施。たなかさんがイラストにしておこたえします。

 

ラジオ関西『中村佑介の一期一絵』(日曜 24時〜24時30分)はASIAN KUNG-FU GENERATIONやさだまさしさんのCDジャケット、『謎解きはディナーのあとで』などの書籍カバーまで手掛けるイラストレーター、中村佑介さんの番組。番組がスタートした頃に紹介したことがありますが(『I love RADIO 第15回』参照)、相変わらずトークは“舌好調”。

イラストについて気になる出来事があると、持論をたっぷりと語ってくれる中村さん。かなりヒートアップすることもありますが、聴いていて「なるほど!」と思うことが多いです。「なぜ、このデザインは良いのか」「商品パッケージの秘密」「美術の授業の問題点」などなど、興味深いテーマが盛りだくさん。デザインは“とっつきにくい”という印象をお持ちの方にもおすすめです。

 

RCCラジオ『おひるーなフライデー ひるうたマガジン』(金曜 11時40分〜16時55分)は広島生まれ広島在住の漫画家、田中宏先生と呉出身のラジオパーソナリティー、おだしずえさんの番組。
田中先生は高校在学中に少年画報社『ヤングキング』でデビュー。1988年に広島を舞台にした『BADBOYS』の連載を開始。現在は『KIPPO』(ヤングキング)を連載しています。大のカープファンで、カープの野球中継の間はずっと耳を傾けているとか。

番組では「田中宏のお耳汚し漫画道場」のコーナーで仕事の裏話をトーク。「コロナ時代になって漫画界ってどう変わった?」「人気漫画の傾向」「漫画家を目指す限界年齢」など、興味深いテーマで話すほか、おすすめの作品も紹介します。時には漫画の話をお休みして、カープに対する叱咤激励も。

 

FM愛媛では『ニンジニアネットワーク 和田ラヂヲの、聴くラヂヲ2』(土曜 21時〜21時30分)を放送中。ギャグ漫画家、和田ラヂヲ先生を中心に、ディレクターのまるちゃん、ピスタチオさんと一緒にクスクス笑えるネタが楽しめます。

看板コーナーの「爆笑ゾーン」は想像すると面白おかしいフレーズがいっぱい。「あなたの知らないとんち」「聴くラヂヲかるたをつくろう」など、ハガキ職人のペンが進むコーナーが用意されています。なぜか「ゴリラ」が出てくるネタが多いです。

和田先生の短いながらも笑えるコメント、まるちゃんのほどよく上品な笑い方、色々なことに詳しいピスタチオさんのバランスの良い三角関係が独特の雰囲気を醸し出しています。収録が2時間に及ぶこともあるそうで、もっと聴きたい方はカットした部分も楽しめる番組のPodcastもおすすめです。

 

NBCラジオ佐賀(長崎のNBCラジオでも放送)では世界でただひとり、木工用ボンドを使って絵を描く画家、冨永ボンドさんの番組『富永ボンドのRADIOボンドバ』(金曜 21時〜21時30分)を放送。

冨永さんの作家活動のテーマである「つなぐ」「接着する」に基づき、さまざまな分野の話題を“ボンド”で繋ぐ番組。「アートに失敗はない!」と訴え続けている冨永さんが、ゲストを迎えてさまざまなアングルから話を引き出します。九州の作家の話をラジオでじっくりと聴ける貴重な番組でもあります。時にはアートに関する現状をポロリと話すことも…。

冨永さんの普段の活動の様子はホームページでも詳細に公開されています。週に一度BARも営業しているほか、月に一度、アトリエも公開しています。アトリエは写真を見るだけで楽しい気持ちになります。

<了>

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