【 ラジオレコメンダー" やきそばかおる "の I love RADIO】〜番組や放送局の垣根を越え、今コラボがアツい!〜TOKYO FM『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』など

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ラジオ レコメンダー" やきそばかおる "の I love RADIO 第23回

radikoのエリアフリー機能がスタートしておよそ5年。ラジオ局同士、パーソナリティ同士のコラボがあちらこちらで行われています。9月には静岡のSBSラジオ『テキトーナイト!!』(土曜 20時〜22時)とBSS山陰放送『森谷佳奈の はきださNIGHT!』(月曜 20時〜22時)が『テキトーにはきださNight!』と題して、3度目のコラボを行いました。静岡と山陰...距離にして500キロも離れています。一見、共通点はなさそうですが、実は静岡(富士山静岡空港)と山陰(島根・出雲縁結び空港)はFDA(フジドリームエアラインズ)で一直線。radikoプレミアムは距離の概念を飛び越えるため、お互いの地域の番組を聴くことができます。今回はコラボの様子をレポートします。


▲静岡の番組を鳥取から生放送。


コラボの発端は2017年6月に遡ります。SBSラジオ『テキトーナイト!!』とBSS山陰放送『森谷佳奈の はきださNIGHT!』の両方を聴いているリスナーが、『テキトーナイト!!』の「私にとってのアイドル」というテーマの回で、森谷さんの魅力や『はきださNIGHT!』のことを紹介したことに始まります。両番組のリスナーの間でも徐々に話題になり、のちの放送では森谷さんと電話をつないでお話ししました。

その後、お互いの番組を聴いたことがなかったリスナーも、radikoを通じて聴くようになり、両番組の距離が少しずつ縮まっていきました。そしてついに、2017年9月9日放送の『テキトーナイト!!』に森谷アナが出演することが発表されると、両番組のファンは大喜び。この日は『テキトーにはきださNight!』として放送され、放送が始まると通常の数倍の量のメールが寄せられ、途中でプリンターが止まってしまうほどでした。


▲2017年放送、『テキトーにはきださNight!』。この時が初対面でした。

森谷さんは鬼頭さんがプレゼントした部屋着を着用。


改めて両番組を紹介すると...

静岡のSBSラジオ『テキトーナイト!!』は2009年スタート。"10代と10代を経験した全ての人へ"をモットーに、適度にテキトーに中高生と同じ目線でつくる"ラジオの学校"。街頭インタビューや学校訪問などを通じて、学生の本音を積極的に拾っています。2019年には「第56回ギャラクシー賞」(主催:放送批評懇談会)でDJパーソナリティ賞を受賞しました。その時の模様は当連載でも執筆しました。


▲鬼頭さんのギャラクシー賞(放送批評懇談会)DJ パーソナリティ賞を受賞したことも

お祝いしました。森谷さんは「キトちゃんが遠い存在になった気がする」とポツリ。


BSS山陰放送『森谷佳奈のはきださNIGHT!』は 2016年4月に60分番組としてスタート。森谷アナは入社2年目でした。開始当初こそ「リスナーが吐き出しているのに、森谷さん自身は猫をかぶっている」と言われたこともありましたが、今ではそれがウソのように、森谷アナ自身がベラベラと吐き出しています。TBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』(日曜13時~17時)の人気企画「全日本ラジオ新番組選手権」では、2016年に優勝。2018年10月より、放送時間を30分拡大して90分番組に。2019年10月にはさらに拡大して120分番組になりました。


9月21日(土曜)、鬼頭さんと中尾Dの『テキトーナイト』チームは午後からロケを敢行。この日は山陰放送の一大イベント、BSSまつりが開催されていたこともあり、森谷アナとの再会は夜までお預け。鬼頭さんは、森谷アナから与えられた"司令"(松江城のお堀の周りをぐるっと回ることができる堀川遊覧船、恐ろしいくらいに当たるそうゑもんさんの占い)をもとに観光スポットを堪能しました。


▲松江・堀川遊覧のイケメン船頭に、鬼頭さんは目も合わせられないほど終始ウットリ。


■『テキトーナイト!!』(9月21日 20時〜22時 生放送)

18時。鬼頭さんが山陰放送(鳥取県米子市)に到着すると、静かだったラジオブースが一気に賑やかに。「佳奈ちゃん、久しぶり〜!」「お待ちしていました!」の声が局内にこだましました。鬼頭さんにとっては2度目となる第5スタジオ。こちらはドラムなどの楽器一式が余裕で入るほどの広いスタジオ。副調整室はその倍はあるほどの広さです。片隅には山陰放送が所蔵しているCDやレコードの一部も置いてあります。静岡放送の中尾Dは初めての山陰放送というだけあり、興味津々で機材を確認。「いい機材ですね〜」「静岡放送と基本的に変わりませんよ(笑)」といったやりとりが飛び交ううちに、あっという間に本番1時間前になり、山陰の美味しい料理に囲まれて打ち合わせ開始。


▲オンエアの時間が近づくにつれて真剣な表情に。


中でも、リスナーから届いた相談のメールには真剣に目を通していました。仕事がうまくいかないという20代の女性からの文面に、二人は「やっぱり、みんな大変なんだね...」「私も悩む気持ちはすごくよく分かります」とポツリ。


放送10分前、二人はキョンシーの格好に変身。『霊幻道士』や『幽幻道士』が公開されたのは1980年代ですが、実は今、キョンシーが再び人気となっているそうです。


▲キョンシーの格好で記念写真


「そもそも『キョンシー』ってなんだっけ?」とクエスチョンマークが飛び交う中、あっという間に22時になりました。

二人がいるのは鳥取なのに、ラジオの電波で聞こえているのは静岡という不思議な現象です。しかし、radikoで聴いている人も多いため距離は関係なく、各地から続々メッセージが寄せられます。進行台本は一応あるものの、あってないようなもの。お互いの近況を吐き出しているうちにひとつめのコーナーに突入。静岡と山陰の街で学生に街頭インタビューを実施。「地元のスターは?」「地元の学生にアツい場所は?」「『自分は◯◯県人だな』と思う時は?」という質問をしました。

「静岡・山陰(鳥取・島根)のスターといえば?」と訊かれて、どんな人を思い浮かべるでしょう? それぞれの街の街頭インタビューで上がってきたこたえは

  • 静岡:広瀬すず、百田夏菜子(ももいろクローバーZ)、磯村勇斗、はじめしゃちょー
  • 山陰:イモトアヤコ、山本舞香、武尊、宮川大助(宮川大助・花子)

とさまざまな名前が飛び出しました。ここは互角でしたが「地元の学生にアツい場所は?」という質問では静岡は「コストコ」やタピオカの店の名前が並びましたが、山陰は圧倒的に「イオン」。もちろん、イオンも楽しい場所ですが、山陰にはコストコがなく、広島まで買いに行っているという森谷さんが羨ましがっていたのはいうまでもありません。タピオカのお店もまだ少ないそうです。


ツイッターも巻き込み、ひとしきり盛り上がったあとは『テキトーナイト!!』からの静岡土産「マグロのかぶと煮」が登場。


▲マグロのかぶと煮と森谷さん

いかにも美味しそうな香りがスタジオに広がりました。


見た目からしてインパクトのあるマグロのかぶと煮。この大きさで1000円! 森谷さんは「これはすごい!」と興奮しながら放送を忘れてパクパク食べていき、マグロのかぶと煮がみるみる痩せ細っていくかのような食べっぷりでした。

続く「しずおか横断! 中高生クイズ!!」では静岡の女子高生が登場。"クイズ"と名が付いているものの、すぐには問題にいかないことで有名なクイズコーナー。この日も恋愛事情を根掘り葉掘り聞き出します。挑戦者の学年では10組ほどのカップルがいると聞き、俄然前のめりになる二人。さんざん盛り上がり、電話を切ったあと、ほっかほかの恋愛話から現実に戻った第5スタジオは冷たい風に包まれていました。

「教えて! キトー先生&キャナリー先生」では、「上司とソリが合わない」という女性の相談にこたえました。さきほどまでマグロのかぶと煮を食べたり、恋愛話できゃっきゃとはしゃいだりした姿はどこへやら...と思うほど真摯にこたえました。そのほか、リスナーから届いた大量のメッセージを紹介しているうちに終了。その後の生配信では、森谷アナが再びマグロのかぶと煮をパクパク食べておりました。生放送の興奮が冷めない二人は、たっぷり喋っておきながら「何を喋ったのか、全く覚えていない」と言っていたことを付け加えておきます。


■『テキトーにはきださNight!』

翌朝は『森谷佳奈と鬼頭里枝のテキトーにはきださNight!』と題した公開収録を実施。会場となったガイナックスシアターは、米子駅から歩いてすぐの場所にあるイオンにあります。午前9時。開演まで1時間もあるというのに、大勢のリスナーが集結。中には北海道や東京から遊びに来たというリスナーもいて、開演を待ち望んでいました。


▲向かい合って打合せ


その状況に鬼頭さんと森谷さんは驚きを隠せない様子。リスナーの期待を背に受けた二人の打ち合わせは、コーナーごとに丁寧に行われました。

9時55分。用意していた椅子の数では足りず、急遽追加するほどの賑わいの中、前説がスタート。二人が登場して、最初に行われたのは"拍手の練習"。今回はただのイベントではなく、"山陰放送 開局65周年記念"という冠がついているだけに、"一人でも多くの人が参加しているように思わせたい"という思惑も含まれた拍手の練習です。結果的に、拍手の練習が全く必要ないほどの割れんばかりの拍手が起こり、二人とも「拍手の練習、いらなかったね」と拍子抜けするほどでした。

10時。二人が改めて舞台袖から登場してイベントスタート。まずはお互いがお互いに抱いているイメージを発表しました。普通は女性パーソナリティが並ぶと、キラキラした話が満載になるのですが「森谷アナは、毛玉のついたお母さんのパジャマを着て寝ている」「鬼頭さんの部屋に遊びに行こうとしたら『ウチは本当に汚いよ』と言われて行ったところ、本当に汚かった」など、泥仕合トークからスタート。


▲後半はお互いの地域の有名キャラクター、コナンくん、ちびまる子ちゃんの姿で登場。


その後「クイズ 山陰 VS 静岡」「リスナー度検定試験」に続き、「これって、可能性、ありますか?」のコーナーを実施。心の距離を近づけてこようとするリスナーに距離を保つために、「可能性、感じないでよ!」とキッパリと言っている森谷アナ。厳しいようにみえますが森谷アナは「中途半端に気を持たせるよりは、そっちのほうが、優しいと思うんです」とのこと。そこで「これって、可能性があると思いますか?」というテーマで恋愛話の応募を呼びかけ、たくさんのリスナーからメールが届きました。二人は、可能性があると思うかどうかで判定。

「2歳下の部活のマネージャーが僕にはよく話しかけてくるが、可能性はある?」「持ってはいないが Nintendo Switchが好きだと言ったら、他部署の人に『買ってあげようか』と言われた。これって、可能性ある?」などの質問に、どこか現実的な鬼頭さんと、意外にもロマンチストな森谷アナと意見が分かれました。

そのほか、無記名で本音を吐き出したメッセージを紹介しているうちに、あっという間に2時間半が経過。気がつけば1時間押しに「編集が大変そうだな〜」と大村Dは嬉しい悲鳴をあげていました。最後は集合写真を撮って、パーソナリティの二人がリスナーと握手をしてお見送り。用意したグッズも完売して、大団円で終わりました。


▲公開収録の集合写真


このような、ラジオ局やパーソナリティ同士のコラボが活発になっています。前述の森谷佳奈アナウンサーは沖縄の番組『ラジオBar 南国の夜』(RBCiラジオ土曜 22時〜23時)とのコラボも果たしました。RBCiラジオから生放送を行ったほか、番組のパーソナリティ、よこちゃんが営む「南国の夜」(宜野湾市)にて公開収録を実施。飛行機で駆けつけるリスナーもいて、嘉 大雅アナウンサーと三人で大いに盛り上がりました。


▲「南国の夜」で行われた『ラジオBar 南国の夜』公開収録。

沖縄をはじめ、各地からリスナーが駆けつけました。


TOKYO FM『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(日曜11時30分~11時55分)では、2019年8月から地方の名物DJやパーソナリティと電話でトークセッションする企画をスタート。第1弾は、北海道にあるFMラジオ局 AIR-G'の森本 優アナウンサーが登場。頑張る10代にエールを送る番組『IMAREAL』(金曜 19時〜22時)や『LEVANGA STATION』(土曜 7時30分〜8時)のパーソナリティで、このSynapseのインタビューでも登場した森本さんが、木村さんを相手に番組のことやラジオのよさなどをアツく語りました。


他局の番組を紹介する番組としては、MBSラジオのナイターオフの番組『次は〜新福島!= 第3章構築と解体=』(火曜・水曜 20時〜22時)の火曜には「ラジオ博愛主義!やきそばかおるの全国ラジオキコウ!」のコーナーもあります(手前味噌で恐縮です)。『次は〜新福島!』のパーソナリティ、福島暢啓アナウンサーはTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』(日曜 10時〜11時55分)では安住アナから直々にご指名を受けて大役を果たしたアナウンサー。安住アナに「あんなに打たなくてもいいのに、ホームランを連発していた」と言わしめたほどのセンスの持ち主。全国各地にファンをもつ番組において、「ラジオキコウ」ではさまざまな番組を紹介しています。


さらにABCラジオ『武田和歌子のぴたっと。』(月曜〜木曜 15時〜17時55分※月曜は17時まで)では10月から各地の女性アナウンサーと電話をつなぐ「今そっちどう? Let'sアナ電」のコーナーがスタート。初回は武田アナウンサーのふるさと、茨城放送(IBSラジオ)菊地真衣アナウンサーが出演。スタジオにいる火曜パートナー、ナジャ・グランディーバさんの洗礼(ツッコミ)を浴びつつ、茨城弁を交えて茨城の魅力を伝えました。


FM NACK5とNHKさいたま放送局は2019年3月に3時間番組『NACKに初恋! 2019 SPO-NOW×日刊さいたま~ず ライオンズ応援SP』を同時放送。NACK5『SPO- NOW』(土曜18時~21時)、NHKさいたま『日刊!さいたま~ず』(月曜~木曜18時~18時50分)が開幕間近の「埼玉西武ライオンズ」を応援する番組。リスナーの投票で"ミスターライオンズ"を決めたり、ライオンズをテーマにした早口言葉でMCが対決したりするコーナーなど、リスナーの投稿とともに進めていきました。


SBSラジオでは2017年から『ラジオナイトサミット』を年に一度放送。"サミット"の名の通り、局の垣根を越えた各地の人気パーソナリティや、ラジオ周辺で活動しているゲストが集結し、ラジオについて語ります。3回目となった今年(8月24日)は、同局『テキトーナイト!!』の鬼頭里枝さん、ニッポン放送『ミュ―コミプラス』の吉田尚記アナウンサー、鹿児島のMBCラジオ『岩﨑弘志のてゲてゲハイスクール』『#てゲてゲハウス』の岩﨑弘志アナウンサー、FM802『Poppin'FLAG!!!』のDJ・板東さえかさん、AIR-G'(FM 北海道)『IMAREAL』『LEVANGA STATION』の森本 優アナウンサー、そしてラジオコラムニストとして私が出演。「選曲はどのようにすればいいか?」「ローカル局として、どのような番組が求められているか?」「自然災害が発生した時に、どのような放送を心がけるといいか?」など、3時間にわたって生放送で討論しました。


▲『第3回 ラジオナイトサミット』(SBSラジオ)


富山では北日本放送とFMとやまなど、富山民放ラジオ局 7局をネットした『防災スペシャル2019』を放送しました。23回目となる今回のテーマは「みんなで守るいのち」。災害が起きたとき、子どもたちや高齢者、外国人など「災害弱者」と言われる人たちをどう守るかについて、スタジオに専門家を招いて考えました。「ランドセルで頭を守ることができる」「携帯ラジオはイヤホンで。周りへの配慮ではなく、消費電力が3分の2になる。災害時に電池は貴重品」「高齢者施設はバリアフリーになっているため水が入ってきやすい。土のうがあるか確認を」など、ためになる話が満載でした。


徳島では2月に県内4つのラジオ局(四国放送、NHK、エフエム徳島、エフエムびざん)が共同制作した『いのちのラジオ~徳島の防災を考える~』を放送。防災食や土砂災害防止法から見えた高齢者の避難などを伝えました。


愛知ではラジオ局5局リレー特番を年に2回実施しており、2018年には「SNS」を題材にした『Buzz Radio』(9月23日 19時〜21時30分)、2019年には「コンピューター・ゲーム」を題材にした『ラジオdeゲーム"ラジゲー"』(3月24日 19時〜21時30分)を放送。各局順番に30分ずつ、リレー形式で放送しました。『ラジオdeゲーム"ラジゲー"』は、コナミの協力の下、生放送のスタジオとは別のスタジオで各局パーソナリティ対抗の「実況パワフルプロ野球」ゲームトーナメントを実施。AM局の野球実況アナウンサーが実況し、その模様はYouTubeにもアップされました。


北海道のSTVラジオ『MUSIC★J』(火曜〜金曜 19時〜22時)は邦楽の名曲を紹介。シンガーソングライターの松崎真人さんによる解説が人気です。広島のRCCラジオにネットされており、2018年3月には、RCCラジオ『金曜ビート』(金曜17時46分~20時)の青山高治アナウンサーと、広島の横川シネマで音楽を語るトークイベントを行いました。また、2019年1月10日、11日放送分は松崎さんがインフルエンザのため休養。10日は青山アナが広島からパーソナリティを務めました。北海道と広島は野球やサッカーのチームがあるという共通点や、空港で結ばれている点はあるものの、面白いつながりの例のひとつです。


アニメに関する番組同士の交流もあります。2017年の大晦日には、日曜の夜に放送されている3本のローカル番組がコラボレーションを果たしました。山形放送『オタク捜索2次元ポリス』(日曜 22時〜23時)、宮崎放送『はぴあにっ』(日曜 23時〜23時30分)のパーソナリティが、OBSラジオ『アニマジン』(日曜 23時〜23時15分)を放送しているOBSのスタジオに集結。賑やかに座談会を行いました。普段の放送は時間がズレているので、ハシゴをして聴くことができるのもポイント。


沖縄では、以前当連載でも触れた沖縄のラジオ番組『2次元SWAMP』(RBCiラジオ 金曜 23時〜23時30分)、『タマアゲ。』(ラジオ沖縄 土曜 21時〜22時)、FM沖縄『オキアニ』(木曜 21時〜21時55分)のコラボ番組を不定期で放送しています。沖縄は少し前までは"アニメの過疎地"と言われていたそう。沖縄でアニメにハマった人の中には、ほかの沖縄の人とアニメの話をしたくても、なかなか話す相手がいない...という人もいるとか。コラボ企画を放送すると、猛烈な勢いでトークが交わされ、たくさんのメッセージが届きます。


ニッポン放送『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(木曜1時~3時)は、2018年5月にNHKの音楽番組『シブヤノオト』とコラボ。岡村さんは通常通りにラジオ番組を放送しており、『シブヤノオト』からの生中継にニッポン放送のスタジオから絡んでいるように見えました。が、実はこのスタジオはNHKの局内に精巧につくられたセット。途中で岡村さんが壁を壊して抜け出すとそこはNHK。これにはリスナーもア然。ツイッターは大いに湧きました。まさに、岡村さんがラジオとテレビの世界をいったりきたりしている不思議な放送!


果たして、これからどんなコラボが生まれるのか、大いに楽しみです。

<了>


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